おひさしぶりです

須田雅美

2007/1/25

久しぶりだわ~~
このコーナーを書くのが面倒なワケではないのですよ。でも本当に時間が無い。
まとまった時間が必要なんです、私。
小説家とかが執筆活動をするのにホテルにカンヅメとかになるでしょ?
あれなら絶対書けるな・・・と思う。

今回は今までの渡英の中で一番短い日程。
17日に到着して、19・20日とレッスンをして、
21日にユニヴァーサルチャンピオンシップスの応援に行きました。
以前はウィンブルドン近くの場所で練習をしたりしていたのですが、
そこが残念ながら貸してもらえなくなってしまい、
あまり自由に時間を過ごすことができるスタジオがなくなってしまったので、
ダンサー同士、特にモダン人とラテン人が雑談をしたり、
情報交換をしたりという機会が減ってしまったようです。
コンペ会場で「わ〜、いつ来たの?」と日本人同士が話をする光景はなんだか不思議でした。

便利な世の中になり、携帯電話があればメールも送れるし、
様々な情報を手に入れることができるけど、
今回は「やっぱり電話って必要だ」とあらためて実感しちゃいました。
ドニーのフラットの電話が使えなくなっていたのです。料金未払いで!!
あんまりだ〜(;д;)ってなワケで、私達も嶺岸組もネットにつなぐ事ができず、
私は大切なファイルを送信する事ができず、横田組にお願いするなんて始末でした。
でもボーンマスにつけばホテルの部屋からつなげるし、もじもじ・・・も更新できるってことなのです。

とりあえずの情報としてはいろいろあるけど、まずは身近な話題から。
大家のドニー先生が珍しく、私達が到着した日にわざわざフラットにお出ましになりました。
インフルエンザにかかってしまい、UK前のほとんどのレッスンをキャンセルして、
出かけるはずだったアメリカにも行けずに4日も寝ていたと言い、
目が赤くウルウル、咳も胸の奥の方から苦しそうにしていて、
「これはいつもの仮病とは違うみたいだわ」と判断できるほどでした。
私も渡英直前に風邪をひいていたのですが、熱で2日寝ていたと話すと
「そんなのビギナーだね、ヘンッ<(`へ´)>」とワケのわからん挑発的な態度をとられてしまいました。
いつでも、なんでも一番じゃないと気に入らないのよね、ハイハイ(´〜`)
ボーンマスではここ数年、月曜日にレクチャーが開催されることになっていて、
今年はドニーも講師の1人に名前があがっているので、「レクチャーは何やるの?」と聞くと、
「インフルエンザでそれどころじゃなくてさぁ・・・」と元気なし。
ゲイナーと踊るのは間違いなさそうなので、
きっと『レクチャー』というよりは『ショータイム』になってしまう事だろう…と予測され、
ドニーイズムの継承者達は、そんな彼の姿を見ることに対して嬉しさ半分、恥かしさ半分…である。

その他の話題としては、日本にも毎年教えに来るスティーブ・パウエル先生が、
年末に心臓発作をおこし、蘇生措置をとって息を取り戻し、大手術をしていたということかな。
彼は本当に心が優しく、非常にユーモアのある人で、
私達もいろんなイベントでお世話になっていて、
特に昨年の春にはスタジオを借りてレッスンをさせてもらいました。
彼はゴルフが大好きで、
来日するとよく御徒町の駅前に点在するゴルフショップでお買い物をするらしく、
たまに突然スタジオに現れて私達を驚かせます。
それにしても彼が無事で良かった!
こうして一命を取りとめた人は神様から与えられた使命を果たすため、
長生きする事になってるんだろうねぇ…と明先生はしみじみと言っていました。

あとは、ん~~…ゴシップみたいな感じの話題になるけど、
アマチュアラテンのファイナリストだったフランコ・フォーミカが、
またもや可愛い女の子と組んで練習していたらしいです。
子供の頃、外国人=アメリカ人って思いこんでたように、
外国人選手=ステキって思ってるダンス関係者は多いと思いますが、
フランコ君はマジでブ男です。スタイルもめちゃめちゃ悪いです。
プリッとしたお尻も私には気持ち悪い。
なのに、自分がカッコいいと勘違いして踊ってる姿が私にとってはありえない!
でも、下手じゃありません。ジャッジする人々にも人気があります。
きっと子供の頃からダンス一筋で頑張ってヨーロッパ中を回っていたんでしょうね。
今回はどんなきれいな女の子をアシスタントに踊るか楽しみです。
他にも新しいカップリングの話題はあるようです。
が、実際コンペに出ている姿を確認してからご報告することにしましょう。

次にホントにゴシップを一つ。プロスタンダードのファイナリストで、
日本のドレスメーカーのモデルもしているアメリカのカップル、JとKの話題。
彼らはこのところちゃんと練習できていないらしい。理由はJの浮気。
自分の教え子と浮気しちゃったのがKにバレて、彼女が激怒…
その姿、私達には容易に想像できます…カップル解消の危機に陥ったけど、
なんとかダンスは一緒に続けようという話に落ち着いたらしいです。
彼らの真逆、ラブラブな2人と言えば、リッカルド・コッキ―君とシャーリー…
…あれ?バラスじゃなくなったんだっけ?
彼らのラブラブぶりは、私には理解しがたい…ダンス界の七不思議に加えたいぐらいの事実です。
彼らは年の差なんて!と愛し合っているらしく、ダンスの練習どころか、
すでにデモまでしているとか!リッキー…なんで彼女なの?私じゃダメ?ヘ(゜д゜へ;)
あ、失礼しました…でも、リッキーのダンス技術を彼女が学んでくれるのは
現代ラテンを流布する上では大変喜ばしい事だと私達リッキーファンは思っています。

ほんじゃまた 話題探しておきま~す