役者デビュー?

須田雅美

2009/3/6

実は私達、今度お芝居に出演するんです(照)。井田國彦さん作・演出の「幸せの向こう側」っていうタイトルのお芝居に…。お芝居って台本があって、それにそってセリフを言い、演技をしながらストーリーを進めていくパフォーマンスですよね。そんな中に、私達の踊りを取り入れて頂ける事になったのです。私達が全日本チャンピオンとして頑張っていた事や、自分達でHOTBLOOD LATINOという舞台を企画・制作していた事、そして現在も踊り続けている私達をず〜っと見続けて下さっているK林さんというカメラマンさんが、ご紹介して下さったのです。井田國彦さんは、俳優業の他、ご自分の「劇団漂流船」を主宰し、演劇はもちろんその他のイベントの演出・脚本・プロデュース、音楽製作までこなす方です。本当にマルチにご活躍の井田さんとお話をすると、「このアタマの中、どうなってるんだろう?」とコンビーフの缶詰を開ける時みたいにキリキリキリって開いて覗いてみたくなっちゃいます。

この「幸せの向こう側」のストーリーをご紹介しますね。

『ある日、突然誘拐された娘を救い出すために立ち上がった冴えない父親。必死で向かったその先は、この世ではなかった・・・。無くしてかけて、初めて感じる幸せの重み・・・親子はそれを取り戻す事ができるのか 未知なる世界で巻き起こる、あれやこれやの大騒動。閻魔様を敵に回して、一世一代の大芝居! 果たして、父は、未知の世界から娘を助け出せるのか?!

小山流準総師範、小山正貴が奏でる三味線をはじめ、ダンス(←北條組が担当)太鼓に歌、大道芸など、芸達者なパフォーマー達が物語を盛り立てる。 家族で楽しめるちょっと不思議なエンターテインメント。 血のつながりの無い、父と子の絆を描いた、ハートフルでファンタスティックな物語。』

…と、こんなあらましのお芝居です。さて、私達はいったい何の役で出演するのでしょう?では、チラシをごらんください。ダンスをやってる方なら分かりやすいと思いますが、左の真ん中辺りでアタマにツノがはえてる男女がホールドをしていますよね?そう、アタマにツノがはえているような役柄です。「地獄の踊り番」だって。先日まずは1曲だけ音楽が送られてきたのですが、曲調としてはハードロック?それにカッチョ良く三味線が入ってるの。なんと幕開き直後から踊るんですって。キンチョー!あ、よく「先生でも緊張なんてするんですかぁ?」と聞かれますが、もんのすごい緊張しますっ!現役時代もずっとしてましたよ。

お芝居は池袋の東京芸術劇場小ホール2で、4月5日(日)から12日(日)までの13日間連続で全9公演。毎日出演します。今まで劇場に出演したのは連続3日間だから、今回はすごい長期間です。あ〜ぁ心配だぁ♪(こんな空耳なクイックありましたよね?) 出演者の顔合わせと台本読みが3月12日の夕方、場所は国立オリンピック記念青少年総合センターで行なわれます。アマチュアの団体をコーチした時に行った事があるので、場所を知っているだけでもちょっと安心。でも、その時に、オープニングの振付けをしたものを発表しなくてはなりません。スーパージャパンまで忙しく過ごしていたので、ようやく振付け開始です。

すでにチケットの販売も始まり、注文も受け付けています。私達にご連絡下されば出演者分の枠で注文できます。スタジオでは、上野の奥山智美先生が担当してご案内やチケット発注などを手伝ってくれています。お問い合わせなどもご遠慮なくして下さいね。お待ちしています。 っていうか…心細いから、応援に来て下さ〜い!!お願いしますっ!!

またお稽古が始まったら皆さんにご報告しますね☆