ロス滞在中は早朝レッスン

須田雅美

ロス滞在中、最初の2日間は早朝レッスン、紅花でランチの後はプールでゴロリ、夜はドニーのお誘いでディナーに…というスケジュールでした。 初日にホテルまで迎えに来てくれたのはなんと妊婦さんのハイディちゃん(゚ロ゚;)初産で予定日より少し遅れていたので、乗せてもらっている方は緊急事態が起きないかってドキドキでした。

まずはお宅訪問…場所は中程度の高級住宅地(?)で、そのコミュニティに入っていくには守衛さんのいるゲートを通ります。道の両側には人工の小川が流れていたり、美しく樹木が整えられていて、ほとんどのお宅が大体同じ時期に建設された様子でした。雰囲気は鹿児島の伊敷台に似ています…えっと、小高い山に素敵な邸宅が並ぶ住宅街です。

バーンズ邸の両サイドにはパームツリー、テラコッタ色の壁が青空に良く映えます。「Safali House」って名付けたらしい…中に住んでいるのがダンシングライオンだからぴったりです。 でも英国にあったバーンズ邸、歴史のある「Oak Lodge」で何年も生活した私達にとって、今回のお家は全てが偽物…歴史の浅いアメリカらしい感じがして好きじゃないな。

さあ、さっそくサファリハウスの中に入ってみましょう…天井の高い玄関ホールが外国らしいです。そしてまだ生まれてもいないのにハイテク機能を備えたベビーカーが置いてありました(笑) リビングにはフットボールが好きなドニーのためにドデカいテレビとその音を庭でも聞けるサウンドシステムを設置…「BBQしながらフットボールの状況が分かるなってサイコーだろ?」って…いつも爆音でテレビ見てたよね?近所迷惑だと思うよ(=_=)

広いキッチンにはホテルの厨房かと思うようなアメリカンサイズの冷蔵庫!

開けて「イイ!じゃない?でしょう?」と中を見せてくれました。とても広い庫内は、当然のようにスイカが丸ごと入れられます(本当に入ってた!)。

ドニーもハイディも普段はほとんどお酒を飲まないのに、バーコーナーどころかワインセラーまでありました。明先生はバーコーナーで遠慮なくシャンパンを注文(笑)

2階の部屋もあちこち案内してくれましたが、生まれてくる男の子「ドメニコ」のためのお部屋がこれまたスゴイ!すでにプレゼントされたオモチャがわんさか置かれ、準備されたベビーベッドにはベビーモニターまで装着されていました。「これで世界中どこにいてもドメニコが見られるんだよぉ」とすでにニヤケ顔。溺愛する姿が目に浮かぶようです…私達も溺愛されてますけどね(*´ω`*)

壁にはジャングルブックの壁紙…じゃないですよ!なんと実際にディズニーで働く人が「ハンドペインティング」した絵なんです(@_@)コレはどこにも載せないでねと言われたのでココではお見せできません、あしからず。

この私の後ろにチラリと写るドメニコのクローゼットがまたエライことになっておりましたよ!バスローブが10着近くあるだけでもビビビックリですが、クローゼットの中には高級ブランドのお洋服がずらり!赤ちゃん用のセレクトショップかと思うような品揃えでした…羨ましい(*´ο`*)=3 この地域は高台にあるので見晴らしがよく、場所によっては海が見えるんだそうです。ドニーのある部屋からも見えると言うのですが、私には確認できず…でもご機嫌を損ねるとメンドーなので「いいねぇ…」なんてほめちぎっておきました(~_~;)

お庭は以前の5分の1…ボンゾの遊び場が狭くなりました。でもボンゾも大人になったから走り回らなくてもいいのかな?壁際におもちゃが山のように積み上がってたけど、全部で遊ぶわけないからこの中のほとんどがゴミってことかな(笑)あ、ボンゾにとっては宝の山ですね(≧▽≦)☆

お家を家主自らがぐる~っとご案内下さり、いざレストランへ!と思いきや、「この辺りにはゴルフコース付きの素晴らしいホテルがいくつかあるんだよ。ハイディ、ちらっと回ってやってくれよ(^^)」そう、運転はまたもや妊婦のハイディちゃんがしておりました。「レストランの予約に遅れちゃう…」と渋りながらもドニー様の仰せの通りに運転するハイディちゃん…見ていてこっちが気を使っちゃったわよ(=_=) 1日目は海岸沿いにあるホテルのレストランへ。ここはサンセットが見えるロマンティックなカリフォルニアキュイジーヌレストランで、窓際の席を押さえるのが大変なんだとか。そこでさすが自己主張の国アメリカに生まれたハディちゃん「日本からきた大切な友人をお連れしたので…」と窓際席をゲット!でも私の席は夕日に背中を向ける場所でした。もう、全然意味ないじゃん(´-ω-`)

次の日のディナーは…こちらも人気のメキシコ料理店

メキシコのビールと言えばテカテ☆明先生は各国料理には必ずその国のビールを合わせた方が絶対に美味しいと言います。私は飲めないので分かりましぇ~ん(´・ω・`)ショボーン

実は私達、メキシコ料理ってどれも同じ味なのであんまり好きじゃない。しかも妊婦のハイディはずっと具合いが悪そうで、それを見ているドニーもイライラしてる様子…そんなこんなで私達はなんとなくボヤ~ッとしたテンションで食事終了。 ドニーがホテルまで送ってくれたけど「お前たち次回来る時には車借りろよ…」とちょっぴりイラつき気味に言われたので、「申し訳なかったなぁ…」と思う反面、「チッ(-_-;)なんだよ自分で誘っておきながら機嫌悪くなるなんてさ。もう結構です!」と気分が悪くなりながら彼らの車を見送ったとさ(´・ω・`)おしまい。