アロエフロートでの旅

鈴木勉

アエロフロートに乗ると漏れなく、いや漏れます…天井から水が。 雲の上にいるはずなのに雨が降ってきます。 これから先、アエロフロートに乗る機会のある方は、折り畳み傘を一本用意しておくと良いでしょう。

モスクワでの食事 全体的に美味しかったです。ホテルでのバイキング、街の小さなレストラン、カフェ、ロシアでの食は僕の中ではかなりのお気に入りです。 ただ一つ気を付けたほうがいいのは、スーパーで売っているSUSHI。 モスクワでは今、ヘルシーである日本食が大変流行っていて、街のあちらこちらで日本食レストランを見かけます。が、夜遅くなりしょうがなく買ったSUSHIの味が、あまりにも予想していた味と違っていて。そのトラウマか、日本食レストランに入る事はありませんでした。

交通手段
一番利用したのが地下鉄、5回券が多分140ルーブル位だった気がするので、日本円にして400円と少し。ホテルから練習場までのTAXI料金が1500ルーブル位だったので、外を歩く寒さと、多少の治安の問題を気にしなければかなり節約になります。
後半は路線バスにも挑戦したりもしたので、雪道を歩く必要もなく便利でした。
それにしても地下鉄の駅の深さと、高速エレベーター、美術館かの様な駅構内には驚きました。

レッスン、練習場、競技会
セルゲイ・リューピン先生とその師匠のトーナ・ニーハーゲン先生にレッスンを受けてきました。
リューピン先生は僕たちカップルにとって、海外でのメインコーチャーなので僕たちにとってトータルで最高の先生です。ですがその師匠であるトーナ先生もこれまた凄く、帰って来て二週間が過ぎた今も。練習中言われ続けた、why!と言う単語と、ブリージングと言いながらの呼吸音が、頭にこだまします、夢で見る事もあります。
恐るべし存在感!バリ島でのキャンプの時とは大違いでした。

レッスン場は専属の先生がいて、更にセルゲイ先生たちが居たり、スタンダードのチャンピオンのアルナスが居たりゴチャ混ぜでした。
そんな中でもクイックステップで全速力で駆け抜けていくカップルがいたりして、フロアクラフト劇ウマでした。ちなみに皆全然避けません。
毎日のレッスンで印象的だったのが、キレイな女性の先生が子供に厳しかった事、ロシアの選手は皆、真面目で楽しそうにダンスを踊っているとこ、ほか色々肌で感じてきました。

リューピン先生がオーガナイザーの競技会に出場、観戦してきました。
会場は体育館の様な所だったのですが、しっかりショウアップされていて素敵でした。
照明バッチリのデモ形式のプロアマ競技会があったり、これまた新鮮でした。
因に僕らは五位入賞!良かったんだか今考えるともっと出来たんじゃないかとか、思うんですが。初めてで正直少々ビビってたんでまあまあだったのかな、次はもっと頑張るよリューピン先生!いい機会をありがとう。
先日youtubeでこの大会で踊っている自分を発見でも探すの難しいっす。

ロシア語
イエスもノーも通じず看板も全く読めないのに、わざわざタクシーじゃなくって、地下鉄で出かけたりして無謀な挑戦にかなり苦戦しましたが、慣れるのも早かったんじゃないかなーと思いました、特攻隊長でパートナーのMAOちゃんありがとう!

最初に書いたアロエフロートは読書灯もチカチカ点滅機能が点いているので(普通の機能はついてない)普通に本を読んだりしたい方は、懐中電灯も持参する事をおすすめする。

一日オフがあって、ちょいと観光したりもできて短い時間だったけど、いろんなことに触れることが出来て良かった。

そして成田からの車の中で荒川を眺めながら思った、青葉のラーメンが食べたい…ロシアは楽しい国だ!又行きたい!スパシーバ!ロシア。
でも言葉が通じるってサイコー、ベンキョーしまーす。