今度のお芝居は・・・

須田雅美

2009/7/15

スタッフのブログですでに公表済みですが、今週末7月18日(土)から26日(日)まで、再びお芝居 に出演させてもらえることになりまじた。お話が決まった時は、WOW!そしてOH MY GOD!と、なぜ か英語が頭の中でグルグルと万華鏡のように渦巻いてしまいました。なぜって…だって、セリフを練習 して下さいというお話だったからなのです。

お芝居のタイトルは「SHURABA」。修羅場って書くとなんかおどろおどろしいけど、ローマ字だとち ょっと違って感じませんか?第一印象は冷たいとか堅いって感じても、良く見ていると、柔らかくて優 しい感じがしてくるんです。カーブの多いアルファベットが多く使われているからかもしれません。あ らすじは劇団たいしゅうのHPでチェックしてみて下さい。2時間のミステリードラマをライブで観てる 感じじゃないかなぁ?通し稽古がまだなので何とも言えませんが、台本を読んだ限りではそんなイメージ でした。

出演者の面々とは顔合わせでお会いし、そこですぐに台本読みを行ないました。誰に言っても絶対に信 じてはもらえないのですが、私はもんのすご~~いアガリ性なんです。選手時代から。今でもデモンスト レーションの本番前には、心臓は飛び出しそうで、お腹は痛くなるし、頭の中で間違えないように振付け をぐるぐると何回も踊るんだけど、パニクッてるからわかんなくなっちゃったりして、泣きたい気持ちに なってるんです。そんな私は台本読みでも、隣にいる明先生に聞こえちゃうんじゃないかと思うほど心臓 がバクバクして、貧血まで起こしそうでした。なんとか無事に流せたけど、明先生はちょっと噛んじゃっ てました(^m^)

セリフで覚えてるのは、小学校の学芸会での「嘘も方便」ってセリフ。私は劇の案内役で、何かを読みながらセリフをしゃべったので楽でした。それ以来なのよね、セリフって…。ダンスの解説をする時には顔は見えないし、身振り手振りなんてつけたらノイズがマイクに拾われちゃうから、なるべく動かないでいるのです。でも、お芝居って、与えられた役柄の人物になって舞台に上がり、その人物として声を発するんですよ…ね?簡単に言えばそういうこと(のはず…)です。前回、「幸せの向こう側」というお芝居に出演させて頂いた時には、「踊り番人」という役柄で、セリフはありませんでしたから、演出家の井田さんのおっしゃる雰囲気や動きのイメージを得意のダンスで表現すればOKでした。が、今回はダンスシーンだけでなく、海外でも活躍する社交ダンス教師役。「そのまんまだから平気じゃん!」なんて思うでしょ?でもさぁ、須田雅美じゃないんだよね…当たり前だけど。役の名前は「小島加代子」って名前なの。だから私とは職業や年齢は似てるけど、別人なんです。あ、そっか。別人なんだよね。今、書いてて気が付いた。役が私と似すぎてて、演出家の井田さんから演技指導を受けても、「私ってそういうタイプじゃないんだよなぁ…難しいよぉ。」って思っちゃうんです…。自分と重ねちゃダメだ!あぁ、良かった。まだ間に合いますぅ(~o~;)

芝居「SHURABA」に関する詳しい内容は、
劇団たいしゅう小説家http://www.h4.dion.ne.jp/~tai-setu/をご覧下さい。