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スタッフコラム

もじもじまさみ ドニー大先生来日〜その3〜

須田雅美


2010/3/10

レッスン2日目、朝から殿様(ドニー)はご機嫌斜め。
あ、日本ではセクシーな雰囲気をムーディーと言いますが、英語ではご機嫌が悪いのを表すのに使う言葉です。気をつけましょう。
そう、なぜ殿様がムーディだったかというと、前日の夜にハイディにくっついてスイングのグループに出かけたら、結構踊らされたということと、
「満員電車に乗るのがイヤだったから、1時間早く出て、マクドナルドで時間を潰していた」からみたいです。
言ってくれれば車を使ってもらったのに…。
次回からは車でお迎えしますよ、お殿様。


お殿様と

この日の4階フロアは、朝からセルゲイ、ドーリン、最後にリッカルドがドニーのレッスンを受けに来たので、外国人のニオイでプンプンしてました(*◇*)外国人のニオイっていうのは、猛烈ですね。
ナニって、香水の付け方が半端じゃないんです。「ぶっかけ」です。そして汗の量も半端じゃありません。松崎くんや鈴木くんが言うには「セルゲイの汗は鏡に飛ぶとなかなか拭き取れないんですよぅ。」だって。
セルゲイ達はUKの後にドニーのレッスンを受け、「メリア!お前のせいでセルゲイの努力が台無しだ!」的なことを言われ、泣きながらレッスンを受けていたようです。そして今回はジャイブを徹底的に受けていました。
ドーリンはドニーにサンバをハイディにジャイブを受けていました。
エキストラで入れてもらったリッカルドは、色々話し合っている流れで「良かったらルンバをやらないか?」とドニーから提案をしていました。
これはドニーが彼らをとても気に掛けているということの現れです。ユリアは緊張のあまりバランスを崩したりして、上手く踊れていませんでした。
でも、ドニーは珍しく優しく「お前はまるで活動を休止している火山だ!ちゃんとチカラをつけたら素晴らしくなる!」と褒めたけど…レッスン内容は案の定、ベーシックで最も難しくて重要な「オープンヒップツイスト」の男性チェックドフォワードウォーク、女性バックワードウォークだけで2レッスンが終わっていたようです。
ユリアは自分自身ではもんのすごい動けるけど、男性がパートナーに求めるものを知らないんですね。特にリッカルドにはもともとエスパン教授に習っていた頃に習得したリード技術やラテンダンスの基礎知識があるので、それを使って踊ったら素晴らしいラテンダンスのチャンピオンカップルになるということが、ドニー大先生には容易に想像できるわけです。私達も彼らがカップルを組むと聞いた時には「わ〜楽しみ〜」と思いましたが、その後リッカルドが過去の自分を捨ててしまったのが残念だ…とず〜〜っと思っているんです。
ドニー大先生は自分が女性役、ユリアに男性役をやらせて、「男性はこういう感じを求めているんだぞ。」と大汗をかきながら一所懸命に教えていました。深い…本当にベーシックって大事です。
そういう私達も、この日はファンポジションになる部分だけで終わってしまいました。本当は他にも聞きたいことがあったのですが、男性の身体の使い方では難しい部分なので、徹底的にやりました。
明先生は「ドニーがオレの胸の部分を触れっ!ていうんだけど、ゼイ肉でよくわかんなくて困った…。」と後でぼやいていたのが可笑しかったです。

レッスンが終わるとドニーとハイディは「ジムに行く」とホテルへ向かい、ユリアはタカダンスさんが来て採寸をしていました。
その間3階のフロアでは練習をしていたセルゲイ達もブレイクを入れ、セルゲイ・メリア・明・リッカルドでダンスの話をしていました。セルゲイがはいていたダンスパンツはアルゼンチンで買ったパンツでなんと29ドルだって。安っ!
そう言えば、リッカルドはドニーに「お前らのドレスいつもおそろいでギラギラしてて…なんじゃありゃ?あんなん必要ないだろぅ!」と言われていましたねぇ。
メリアは日本のダンスドレスは値段が高いっていうのに驚いたと言っていましたが、だってクオリティが高いんだもん。外国のドレスって、何度か作ったりゲイナーから買ったりしていましたが、自分自身にちゃんとボディが無いと着こなせない作りなんだよね…そんな印象です。


国際ダンス談義中

その日のお夕飯はレッスンとの引き換え条件として合意した銀座の「天一」で天ぷらでした。
銀座で待ち合わせをしてお店に行くと、名古屋で学生時代にお世話になっていた加藤先生が、スタンダードチャンピオンのアルナスくんとお食事中でした。小部屋がいくつかあるのに、偶然ですよね。
ドニーが天一を気に入っているのは目の前で自分だけのために揚げてくれるパフォーマンスと、カレー粉がお塩と一緒に用意されていることみたい。ドニーは日本のカレーも大好きなんですよ。
来日2回目のハイディは、まだまだ知らない食べ物がいっぱい。ドニーが今回キャンティと天一を指定してきたのは、自分が行ったことがある所なら味も食べ方も解説できるからなんでしょうね。
天一でも「この器にカレー粉とお塩を入れて天ぷらをつけて食べるんだよ。」と教えていました。普通に天つゆもご用意してありますが(‐‐)と、お店の人は言いたかったに違いない。
ハイディはカレー塩を食べ過ぎて、次の日は喉が渇いて仕方が無かったと日曜日に話していました。
それにしても、天一…値段は相変わらずとても高いのに、味がすご〜く落ちましたよ(¬з¬)2度と行かないな。


天一でお食事

ドニーが来日した目的は、「アジアンオープンでジャッジをするため」でした。
そしてセルゲイやリッカルドも同じく、アジアンオープンに出場するためでした。
ドーリンはUKのときと同じ問題があり、アマチュアの競技がなくなってしまったので一旦香港に戻り、九州大会だけに出場すると言っていました。


ドニーと明

私達は5万5千円もする席を購入したので、かぶりつきで観戦&応援できました。チャンピオン候補のマリトースキーは、彼だけが会場に来て「ジョアンナはオランダで手術を受けている」とスピーチをして欠場しました…多分ウソっぱちだけどね。
リッカルドは来日してレッスンもしていたし、前日にドニーのレッスンを受けてしまったせいかユリアが硬くなっていたように見えました。UKの時にはジョアンナとユリアの争いを「サイボーグ対決」と書きましたが、ジョアンナがいないと意外や意外…ユリアがダンドツってわけじゃなくて、女子はそれぞれ個性があるように見え、実際の対決は男子に移るんだと感じました。
リッカルドは振付けのせいで幼稚っぽいところもありますが、「ウ〜ン…ウマイッ!」とうならせるパートを取り戻しつつあるのかな?という印象でした。

フランコは、と〜っても才能溢れるダンサーなのですが、リズミックな部分を少し削ってスムーズな表現の方に重きを置いているように見えました。そして、残念なことにパートナーと踊っている感が減ってしまいました。オクサナに余裕と自信が出て自己表現をしだしたせいで、彼への集中力が以前より減ったのかな?だから彼も彼女をほったらかしにできて、ある意味開放されて嬉しいのかも?
セルゲイは、後ろ足を残しすぎて前に進まないからちょっと重く見えましたねぇ。メリアはUKより断然良かった!
スラビックは…う〜ん…アナの重さが増したように見える踊り方だったなぁ。スラちゃん…ガンバです。
次にみんなに会うのはブラックプールかな。どれだけ成長しているか楽しみです。


アジアンオープン決勝



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