ホームスタッフコラム › もじもじまさみ 2009年 春の渡英旅行記2

スタッフコラム

もじもじまさみ 2009年 春の渡英旅行記2

須田雅美


2009/7/3

「2009春の渡英旅行記 #2 今年のブラックプールは…」

ブラックプールダンスフェスティバルはイギリスのゴールデンウィークみたいな時に開催される。だから、
その連休が始まる金曜日はアチコチの高速道路でスゴイ渋滞が起こり、金曜日のプロラテンライジングスター
選手権に間に合うようにするならば、木曜日のうちに移動するか、金曜日の早朝にロンドンを出発しなくては
なりません。わかっちゃいるんだけど、なかなかこれが実行できず、金曜日の10時過ぎに出発して、予想通り
に渋滞に巻き込まれ、ブラックプール到着は夜7時過ぎ…というのが毎年のパターンでした。今年こそは前日に
行こうと思っていたのですが、人と会う約束ができてしまい、結局当日出掛けることになってしまいました。
でもね、一日伸びたおかげですっかり荷造りは終わっていたので、金曜日も朝10時に出発できたんです。

「俺達にしちゃ優秀だね!」とお互いを車の中で褒めあいながら快調にドライブをしていて気が付いたのは、
車の少なさ。まずはロンドンをぐるっと取り囲むM25っていう高速道路も、いつも速度規制で渋滞が起きるヒ
ースロー付近もすんなりスルー。M1に入ったところで休憩して、そこからは一気にM6でバーミンガム方面へ。
普通はこのバーミンガムが最も渋滞が激しく、イギリスには珍しい有料道路をバイパスとして作ったほどなんで
す。それでも混雑するときには渋滞が激しくて、ピタッと止まってしまう事もあるのですが、どうやら今年はス
〜イスイだったみたい…。「みたい…」というのは、私がほとんど寝ちゃってたからなんです。ごめんね、明先
生。おにぎりとから揚げ弁当で許してね。



結構ゆっくりとエコノミカルに走ったけどブラックプール到着はいつもの年よりも早かったみたい。不景気の
せいなんでしょうね、きっと…。フラットはいつものASCOT。大家さんも奥さんも相変わらずお元気でした。訛
っててジョークがイマイチ分かりづらいけど。今年は周囲の様子がちょっと違うみたい…連休が始まるっていう
のに静か…ブラックプールって、この時期は酔っぱらいや、クスリでハイになったイギリスの田舎の人々で大騒
ぎなのに。キケンが少なくていいけど、不況は相当深刻みたいです。

町が一番賑わってたのは日曜日。明先生がゴルフに出掛けてしまったので、私はくまぞうとぶらぶら散歩。と〜
ってもお天気が良くて海辺には敬老会の人々(?)や、家族連れでにぎわっていました。





「ライジングスターで入賞した時、この電話ボックスから日本に電話したなぁ…」なんてセンチメンタルな気分に浸っちゃいました。



でも、この地に住んでる人々には申し訳ないけど、ブラックプールって本当に可哀相なぐらいヒドイ町。外国の先
生は誰もが「ねぇ、ブラックプールって好き?」って皮肉な笑いを浮かべながら聞いてくる。子供の頃にダンスを
始め、ブラックプールジュニアダンスフェスティバルにも出場していた人達からすれば、「特別な町」ではないの
は当たり前だけど、エスパン先生は「ノーカルチャーな町」と表現をし、温泉好きなイギリス人のデニース・ウィ
バース先生は「寂れた日本の温泉街と同じ」だと言ってのけました。ホント、その通り。これといった特産品があ
るわけじゃないから、お土産なんてROCKって書いてある岩のように硬いキャンディーとか、ブラックプールタワー
のミニチュアが入ったスノードームとか、ブラックプールの観光名所(?)が描いてあるティータオル、マグカップ
、ペナント(!!)…マジダサダサ。今年はDebenhamsっていうデパートが入ったショッピングセンターがリニュー
アルオープンしてたけど、「で?」って感じ。

この町はとにかく食事がヒドイ。ウィンターガーデンの近辺にはろくなレストランがないし、スーパーは品揃えが
悪いから、食いしん坊の私達にはガマンができない(怒)毎年ロンドンから食材をたんまり持っていくけど、今年は
なんとカセットコンロと土鍋まで運びましたよ(笑)ホリデーフラットは電気の渦巻きコンロなので、火加減が難し
いけど、今回は全て今年流行の「うちごはん」でした。ポンドも今回は150円ぐらいだったから、随分節約できました
ね◎




▲ ページの先頭へ