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スタッフコラム

もじもじまさみ Hawaiian Wedding その1 「アメリカの少女ハイジ」

須田雅美


2008/08/23

6月、メッチャ忙しい中、師匠の結婚式に出席するためにハワイへ飛びました。
もう何年もの間、暇もお金も無くてハワイなんて行けなかったので、できればバケーションを兼ねて行きたかった。


師匠とは…言わずと知れたMr. Donnie Burns M.B.E.ドニー大先生でございます。
これで3回目のご結婚…しかも前妻のニコルちゃんとは別れたばかりなのよね。
彼に結婚宣言されたのは1月のUKの時。今度のお相手はアメリカ人のHeidi(ハイディ)ちゃん。
年齢は25ぐらいのはず。ドニーの半分の年齢!ダンス界のみんながワサワサとウワサをするのも無理は無いって感じでした。



実はこのハイディちゃんとは私達も随分前からの知り合いだったのです。
彼女は、日本でも放送していた「アメリカンダンスアイドル(So, You Think You Can Dance)」というダンスのオーディション番組の第2シーズンでベスト4まで勝ち進んだ才能の持ち主で、その時に優勝したBenji Schwimmer(ベンジー)君と幼い頃からカップルを組んでアメリカンスウィングのチャンピオンとして活躍をしていた女の子(女性って感じじゃないのよね)です。



ドニー大先生はゲイナーとともに長年世界タイトルを保持していただけではなく、チャンピオンであった13年の間にダンススタイルを進化・発展させてきた偉大なダンサーである事は私達弟子としての自慢。
昔からのイングリッシュスタイルのジャイブに、その原点とも言えるアメリカンスウィングやリンディホップを取り入れて、現在競技会で踊られているようなスタイルのジャイブに発展させたのは彼の偉業の1つです。
そしてそれを支えたのが今度の奥様ハイディちゃんの伯父さんで、ベンジーの父上である「The King of Swing」と呼ばれるBuddy Schwimmer(バディ)さん。
話はちょっとそれちゃいますが、このバディさんはその昔、ドニー&ゲイナーが日本インターナショナル選手権大会のゲストデモンストレーターとして来日した際、さらにそのゲストとしてドニー&ゲイナーと一緒にスウィングを披露した事があったり、ブラックプールでのドニー&ゲイナーのレクチャーにも出演していました。



私達は、バディさんが主催するダンスキャンプに3度参加してアメリカンスウィングを取り入れたジャイブを振り付けてもらったり、マンボやサルサからチャチャチャのアイデアをもらったりしました。
特にジャイブはロンドンのセムリーでの練習会で踊っているとヨーロッパのアマチュア選手が興味津々で見ているのが良く分かったし、「スゲーよ!そのジャイブ!」って声をかけてくれたり、カルメンが「I was so impressed!」ってわざわざ近寄ってきてくれたことは今でも忘れられない良い思い出です。



話をハイディちゃんの話に戻しましょう。前妻のニコちゃんと上手くいってなかったのは前のもじもじでも書きましたよね。
昨年秋からほとんど不在だったのですが、今年のブラックプール前、家の中でチラチラと「パツキン」の女性がうろつくのが気になってた事があったんです。
ニコちゃんとダメになってるのを知ってたDonnie’s babiesのAkira & Masamiは母屋の金髪女性に向かって「ドニーと結婚して上げて下さい。お願いします。」とフラットの窓越しに何度かお祈りをしました。
ところがその金髪女性が以前バディのダンスキャンプで会った事のあるハイディちゃんだと紹介されてビックリ仰天。
ボールルームダンスも始めていたハイディちゃんはリーダーがイギリスに住んでいたのでドニーの家に居候をしていたらしいのです。
ハイディちゃんはアメリカ西海岸出身の女の子らしく、とっても明るくて元気な…を通り越して、ハイテンション!
私達が出会った頃はまだ歯の矯正をしてガリガリのおかっぱ頭(決してボブスタイルとは言えない)だったなぁ。
でも彼女とドニーの馴れ初めを聞いてビックリ!と〜っても熱烈に、何年もドニーの事を想い続けていたんです。
あまり詳しい事はプライバシーにかかわりますので差し控えたいと思います…と言ったって、皆さん知りたいですよね?ちょっと教えちゃお。
19歳の時からドニーの事が大好きで、ドニーの事を想いながら日記を書き続けてたんだって!スゴイ…っていうよりコワイ…。
彼女の気持ちをバディさんから知らされたドニーは、当時はニコちゃんと結婚していたし年齢も違いすぎるから興味も無く、知らない振りをして過ごしてきたんだけど、ついにニコちゃんとダメになった時にハイディちゃんが「ラッキー」って感じで自分から告白したんだって。
さすがアメリカ人だねぇ…積極的。ドニーは相当迷ったらしい(…非常に珍しい事ですが…)。
なんたってハイディちゃんは自分の半分の年齢だし、彼女がガキんちょの頃から一緒に仕事をしてて両親とも知り合いだし、伯父さんのバディとは友達だし…。
結局、11月のダッチオープンの時に、何度か婚約した事もあったゲイナー、最初の妻だったトーナとその時の仲人役だったエスパン、別居中のニコルもいる前で「新しいガールフレンドだ」とハイディちゃんを紹介したんだっていうから不思議な世界。
あ、ひとつ思い出したバディさんって、ドニーとニコルの仲人だったんだ!もう、まったく海外恋愛ドラマかコメディーみたいでしょ?
その後、アメリカのダンス新聞に「ドニー結婚か?」なんて載ってたから、ブライアンに「ドニー結婚するって?」と聞かれたりして…ドニーから別件で電話がかかってきた時「ドニーがまた結婚するって皆がウワサしてるけど本当?」と聞いた時には「かもね…」なんて感じの返事だったけど、これはまだニコちゃんとの離婚が成立してなかったから…だったかな?
ま、そこは人として当たり前の行動をとってくれたみたい。よかった…今回は順序を間違わなかった。子供達としてはこの父親の成長を喜ばしく思っています。

けど、スイス人のニコルがアルプスに帰り、アメリカからハイジ(Heidi)が来たって…なかなか面白いと思うのは私だけかな。



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