ホームスタッフコラム › いよいよ本番!

スタッフコラム

いよいよ本番!

須田雅美


リハーサルが終わり、ホテルの部屋に戻って本番の準備…私達はディナーのお席までご用意下さっていたので、タキシードとイブニングドレスに着替えて会場に戻りました。



パーティーチケットは1席日本円で約50,000円…これはインドネシアの中間所得層のお給料1か月分ぐらい(@_@;)昔よりも貧富の差が無くなったようではありますが、この国の富裕層ったら、日本では考えられないぐらいの大金持ちらしいです。



会場前室には記念撮影用の看板があったり、スポンサー企業の日本車が展示されていました。他にも私が時々お世話になっている日本の有名牛丼チェーンのバナーがフロア上にありましたよ。





そんな関係で日本企業の関係者もお客様として出席していたようです。ダンス関係者だけでなく様々な企業の方々がたくさん来場する、いわゆる本当の「社交の場」としての社交ダンス付きパーティーという印象を受けました。
インドネシアではバティック染めの長袖開襟シャツは男性のフォーマルウェア。この会場でもたくさんの男性がタキシードではなく、バティック染めのシャツを着用していました。



パーティーは6時半に開場してから生バンドによるダンスタイムがあり、7時半からディナーでした。フランス料理のフルコースでしたが、踊る前の私達はひと口だけ頂いてすぐに着替えなければならず、味は覚えていません…残念(=_=)
その後8時半からアマチュアのスペシャルパフォーマンスがあり、楠先生と南澤さんのルンバを拝見しましたが、とても堂々とエレガントに踊られたので圧倒されました☆「大舞台ほど気持ちが盛り上がって良く踊れる」とか…根っからのダンサーですね(゜▽゜*)
ジャスティナスは香港マダムとパソドブレを踊ったのですが、マダムはほとんどステップもなく動かず、ものすご~くゆっくりなテンポで、しかも1曲の3分の2で終わっちゃうショーにしてあったのです。ありえない(-_-メ)
ちなみにこの日の出演料は約40万円だったとか。誰もが出演できるわけではなく、世界で選ばれた5名のみだったら…私も出演したいと思うかも(-ω-;)ウーンでも、間違ってもジャスティナスとなんて踊らない!ドニーも鬼のように厳しいからヤダ。明先生を指名するもん(#^.^#)

私達は自分達の着替えと踊りの準備のためにフロア袖の更衣室に入ってしまいましたが、ちょうどその頃、フロア上のキャットォークではファッションショーが行われていました。もちろんファッションデザイナーEspen Salbergのコレクションです☆゚+.(◕ฺ∀◕ฺ)゚+.☆
更衣室で会ったモデルさん達はほとんどがアジア系で、中には私にそっくりなモデルさんも…チックショ~!私も身長があと25センチあったらなぁ(´‐ω‐)=з。



会場内はカメラでの撮影が禁止されていたので、残念ながら本番中の写真がありません…セレブが出席するパーティーでは常識ですから仕方がありませんね。その代わりに、プログラムの中身をスキャンしましたので掲載します。





自分達のルンバ…明先生はかなりの手ごたえを感じていたようです。私はシューズに滑り止めのひまし油を付け過ぎて、足が少し自由に動かないのをストレスに感じながらのダンスでしたが、明先生は何も気にならなかったと言うので、自分だけの感覚だったのかなぁ?ルンバを踊る時には滑り止めの付け過ぎに注意!って分かっちゃいるんだけど滑ると踊りにくいからつい直前に付けちゃう…反省(T_T)
でも会場からたっくさんの拍手を頂いたし、リッキーにドレスを褒めてもらい、踊り終わったところを「良かったよ」って拍手で迎えてもらったし、なによりもエスパンが喜んでくれていたのが見られたので嬉しかったです(≧▽≦)☆



フォーメーションは猛練習の成果に衣装と照明との効果が加わり、どれもカラフルで楽しいショーでした☆楠・永井組と二ッ森組のデュエットは「川の流れのように」のカバー曲で、エスパンお得意の複雑なコネクションを駆使してふた組でやりとりする振付けでしたが、ふた組ともさすがエスパンの愛弟子!!とても叙情的なルンバを踊られました。
ヴィクターとハンナのエキシビションダンスは「スッゴイ体幹!!」という印象、ジャスティナスとアナのショーダンスは世界ショーダンス選手権で見たタンゴのショーダンスで、不仲説流れる二人の葛藤そのものでした(^_^;)
申し訳ないけどアルナスとカチューシャのショーは演出がイマイチだったので楽しめなかったなぁ(=_=)でも、リッカルドとユリアちゃんは最新作アストル・ピアソラ「天使のミロンガ」で素晴らしいルンバを踊り切ってくれました。
ユリアの成長ぶりには目を見張るものがあり、特にラテンダンスの基本中の基本であるルンバウォークが上手くなったので、ゆったりした表現ができるようになりました。私は思わず踊り終わったユリアに駆け寄って「ヤッタね、ユリア!すっごい良かったよ。上手くなったねぇ…私嬉しいよ」とハグすると「うん、私なんとか頑張った…」と彼女も嬉しそうでした(#^.^#)



パーティーの最後はクジ引きで当選した人が出演ダンサーと1曲踊れるプレゼント付きという、最後まで楽しいパーティーでした。お客様が帰った後もダンス関係者はフロアで踊り続けたりエスパンにお祝いを言ったり…外国のパーティーってエンドレスなのよね(+o+)



今回の実行委員長はInternational Dancesport Centerの主宰で競技会で審査員を務めることも多いSoenarko Josodihardjo さん…読めないですね(~_~;)エスパンは「スナルコ」と彼の事を呼んでいました。照明や音楽の打ち合わせを一人でやってらっしゃるように見えたので、イベントプロデューサーだと勘違いしてました。ごめんさ~い(^_^;)



そして実質的な主催者はMrs. Mey Katuari。アジア各国のダンスイベントに参加すると主催者は女性ってことが多いのです。旦那様のTeddyさんも毎日ずっとリハーサルにお付き合い下さいました。…漫画家の故赤塚不二夫さんに似てますよね(*^w^*)



メイさんもテディさんも常に笑顔を絶やさず、お腹が空いたな…喉が渇いたな…という時にサッと何かが出てくる、まさにかゆいところにまで手が届くといった素晴らしいホスト。イベントの成功の鍵を少しだけ学べた気がしました。

終演後おそらく11時過ぎ、何も食べてない出演者のためにディナーを用意して下さっていたので全員で平らげ、場所を移してホテルのバーで飲み直し(≧∇≦)/□☆□\(≧∇≦ )
この日素晴らしいダンス…特に2日前に振付けたばかりのルンバを踊り切ったリッカルドがお酒も入ってゴキゲンな様子で私達の近くに寄ってきたので、私はすかさず「リッカルド、今日はホントに素晴らしかったわっ!私と結婚してっ(人´∀`)」と求婚(笑)すると、ちょっと驚きながらも「もちろん!」と答えてくれましたよ
_|\○_ ヒャッ ε= \_○ノ ホーウ!!!♥♥



リッカルドはアマチュア時代にエスパンに育てられたおかげで、最高のラテンテクニックを身に付けたリズミックボーイ♪そしてシャーリー・バラスと付き合っていた頃にエスパンから離れ、その後ユリアと踊ることになり、現在アメリカ在住のドニーにレッスンを受けるようになって男っぽさを身に付けた…って経緯は「もじもじまさみ」の読者の皆さんならご存知ですよね?シャーリーとの破局がきっかけでドニーとの関係が深くなり、またエスパンとも復縁したようです。
瀬古君が「エスパンとドニーの教え方に違いってあると思うけど、戸惑うことは無い?」と聞くとリッカルドは「ドニーもエスパンも知識が豊富で、かつ天才だ。彼らに触れられるて最高に幸せだ」ってなことをたっぷり語り、ビール片手に去っていきいました。

すると今度はエスパン近づいてきて「Thank you for coming. 」とサンキューカードを私達と楠組、二ッ森組に手渡しながら「スコシ、スコシ…」と日本語で言うので「オカシイぞ(・・?)」と封筒の中を見ると、カードと一緒に大金が入っていました。現役選手の出演者達は主催者からギャラを受け取っていたようでしたが、私達は主催者側と正式な契約もしていなかったし、お世話になっているエスパンのお祝いですからノーギャラで…と思っていたので、戸惑ってしまいましたが、二ッ森由美先生の「これでまた勉強すればいいんだよ!」という言葉で「そうだ!4月末の留学でこのお金を使って勉強させてもらおう!」という気持ちになりました。
エスパン先生素晴らしい経験をさせて頂き、ありがとうございました。またさらに頑張りますのでよろしくお願い致します




▲ ページの先頭へ